Greetind
ご挨拶
フォーマルからインフォーマルへ
~ファッションとしてのきものスタイルの提案~
戦後、和装から洋装へ、生活様式の変化と共に普段着中心だった『きもの』は、式服としての『きもの』へと変化しました。それまで普段着として着られていた紬や綿素材の織物から染物のきものへ、また着用シーンも式事中心、ハレの日用の特別な衣装としての性格を強めていきました。素材は絹が中心になり、日常生活からかけ離れた高価な式服として人々に認知されてきました。こういった流れを作ってきたのは、これまでの着物業界であり、いつしか自由に着ることのできない衣装へとなってしまいました。『着る機会がない』『着ることが出来ない(着方が分からない)』『価格が高い』『いつ?何を着たらよいのかわからない』等々、着物が好き、着たいと思っていても、気軽に着れない『きもの』になってしまったのです。近年、式事自体が簡素化していく中で、新型コロナウイルスの影響もあり、益々、式服としての役割が薄れてきています。そんな中、SNS等での発信で『きもの』を楽しんでおられる方の多さ、着物レンタルで観光、散策されている方の増加、リユース着物市場の活況、などは、生産者にとって嬉しい限りであり、この流れを大切にしていかなけばなりません。いま、『きもの』を着ている方、着たい方は、これまでの様に、必要だから購入していた方ではなく、本当に『きもの』が好き、興味があって着てみたいという方ばかりです。伝統のみに囚われない、素材、色、柄、常に新しい『きもの』のご提案をしていきます。『きもの』が特別なモノでなく、日本全国、いつでもどこででも着物姿の方と出会える日を目指して。
綾錦代表取締役 西川 剛司
History
歩み
1985年8月
京都市下京区にて、業務用きものの販売会社として創業
1994年10月
合繊 染呉服の製造卸売業 開始
1997年4月
西川剛司 代表取締役就任
1998年8月
正絹 染呉服の製造卸売業 開始
2012年3月
合繊 振袖ブランド【フリチュール】制作開始
2013年10月
正絹 創作きもの【綾羅錦繡】制作開始
2023年4月
WEBによるオーダーメイドきもの 事業開始