染めつぶし、という言葉があります。
呉服業界用語ですが、最近ではあまり聞かれなくなりました。
意味は、真っ白い生地に色を引き、柄を描いて、【潰す】ので、
【染め潰し屋】＝染呉服製造卸 いわゆる、染呉服メーカーのことです。
我々の仕事は丹念に織り上げられた無垢の生地に命を吹き込むこと。
同じ白生地であっても、創り手が違うとそれぞれ全く異なる、『きもの』になります。色、柄によっての違いはもちろん、友禅、ろうけつ、手描き、金彩、摺り、捺染、絞り、刺繍等、技法の選択や組み合わせにより、その表現は千差万別。

着ていただいた方が、心身ともに輝ける、楽しめる、『きもの』を目指して日々、モノづくりをしています。弊社では、お客様がご希望される色、柄を職人の手による手加工から、最新のCGを使用したインクジェットプリントまで幅広い加工方法でのお誂えが可能です。正絹の生地はもちろん、ポリエステル、綿、といった素材まで対応しています。世界でたった一つ、自分だけのお気に入りを創ってみませんか？貴方の、こんなきもの着たい！を応援します。